司法書士試験を目指すと決めたなら、仕事を続けながら合格を目指すのか..それとも仕事を辞めて勉強を始めるのか気になるところです。
働きながら合格するための重要な箇所や、仕事をしながら司法書士試験を目指す「メリット・デメリット」について解説します。
司法書士試験の会場は「法務省」にて発表されるため、しっかり確認した上で受験しましょう。
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目次
司法書士は働きながら合格するのは無理?

仕事をしながら司法書士を目指すことは可能
結論から話すと、可能です。
司法書士試験は、受験回数や年齢の制限がないので、学歴や職歴も問わないため、社会人も受験できます。
試験を目指す上で、社会人だからこそ事情もあるため。仕事を辞めて勉強に専念するのが難しい環境の場合もあります。
しかし、仕事を辞めたことが逆にプレッシャーになる状態が板挟みになり仕事は続けたい…という思いもあります。
自分の意思と覚悟を確認しておく
自分は「本当に司法書士を目指したいのか?」という考えは本気なのか?
仕事を続けて目指せるのかどうかも、しっかりと考えてください。
司法書士試験は合格率4%程度の難関資格であり、簡単に合格できるものではありません。
難しさ故、覚悟して臨むことも肝に銘じておかなければいけません。
受験勉強に専念している受験生も多い中、働きながら限られた勉強時間で試験に臨むことになるため、オンライン講座社会人が合格を目指すメリット・デメリット

仕事をしながら司法書士試験を目指すなら、当たり前ですが現在の働き方や職場の環境に不満や悩みとして活動している場合もあります。
メリット①働き方の選択肢が広がる
試験に合格した場合、司法書士事務所や投資コンサル会社の転職、社内の法務部への異動など新たな可能性が広がります。
現在の仕事を辞めることを考えてなくても、資格を取得することはいざという時の保険になる。
あとは起業として司法書士の独立開業を目指すこともできます。
会社に縛られない働き方になるので、幅が広がり動きやすくなります。
メリット2.社会人経験が活かせる
学生からそのまま司法書士になった人と比べて、社会人経験のある人は、社会人としてのビジネスマナーや基本的なスキルが身についている強みを活かせます。
司法書士になってからも顧客や取引先との対人やコミュニケーションスキル、電話応対、文書作成、スケジュール調整や管理など場面毎でビジネススキルが問われます。
ビジネスマナーは司法書士事務所で教えてもらえるものではありません。
何気なく身に付けてきたビジネスマナーは、司法書士としては大きな武器となるので自信を持った強みだと言えます。
メリット3.経済的、精神的な不安が少ない
働きながら合格を目指すなら、収入の心配や不安は無くなるため経済的に悩まずに済みます。
”テキストや講座費用”も工面できます。
万が一、不合格になったとしても、仕事をを続けていることで精神的に追い詰められたりすることはありません。
経済面の心配をして勉強に集中できなくなることの方があるかもしれません。
デメリット1.両立に失敗するとどちらも中途半端になる
働きながら難関資格の受験勉強をするのは、並大抵のことではありません。そのため、努力をしていることが既にすごいことなのです。
強い意志がなければ両立するのは難しく、途中で挫折してしまう人も多くいます。
勉強のために睡眠不足になって仕事で思わぬミスをしてしまったり、仕事が忙しくなって勉強時間が確保できなくなることもあり得ます。
結局試験にも合格できず、仕事でも成果を上げられないという中途半端な結果になってしまう可能性があります。
デメリット2.受験期間が長期化する場合がある
仕事と両立しながらの受験を行うと、学生や専念者と比べて、受験期間が長期化する可能性が高くなります。
試験勉強に充てられる時間がどうしても限られるので、効率的に学ぶことも大切になってきます。
受験に失敗したら「仕事をしながらだと厳しい」という言い訳が、あまり勉強に身が入らないという人もいます。
司法書士試験は、受験し続けていればいつかは合格するというものではありません。それだけ、難しいからです。
本気で合格を目指すのであれば、期限を決めて自分を追い込むことが必要なってきます。
試験合格を目指す注意点

司法書士試験は科目数が11科目と多く、トータルで3000時間程度の勉強時間が必要とされています。
人により理解力や基礎知識の差があるため、明確な知識の違いを感じる場面もあります。
働きながらの勉強時間
勉強時間は下記
- 社会人の場合
- 1日3時間:週6日の勉強時間
- 約41ヶ月で3000時間
- 3年半位かかる計算
社会人における一般的な1日の勉強平均時間は3時間程度で計算しています。
- 受験勉強に専念できる人
- 1日8時間:週6日の勉強時間
- 15~16ヶ月で3000時間
1年3~6ヶ月かかる計算
主にこのような計算になります。
社会人の場合はもう少し頑張って、週5日は3時間半、週1日は8時間で週6日の勉強時間を確保した場合、約29か月で3000時間となります。
この場合でも、2年半近くかかる計算となります。
働きながら合格を目指す場合は、2~4年はかかる覚悟で取り組むことが現実的といえます。
社会人におすすめの方法
次に、社会人の勉強のおすすめ方法を簡単にご紹介します。
ただでさえ時間がない社会人が司法書士試験に合格するためには、効率的な学習を実践する必要があります。
そのためには、予備校等の講座を利用することをおすすめします。
予備校では、効率的に学習を進めるためのカリキュラムが自動的に組まれているため、自分であれこれ模索する必要がなく無駄がありません。
また、司法書士試験は、登記法や供託法、民事執行法など、法学部出身者だとしても馴染みのない科目を学習します。
これらを独学で理解することは難しく、実際初めから最後まで独学で試験に合格する方は非常に稀です。
独学で進めることに相当な自信のある人以外は、予備校等の講座を利用する方が賢明です。
社会人の場合、とにかくいかに学習時間を確保できるかが大切です。
スキマ時間も活用し、移動中などにも勉強できるようタブレット端末やコンパクトなテキストを持ち歩くなどの工夫をするとよいでしょう。
まとめ:社会人が司法書士を目指すなら覚悟が必要
仕事で働く社会人が司法書士試験に合格することは不可能ではありません。
実際に毎年多くの方が、社会人の立場で試験に合格しています。
必要なのは『強い意志と効率的な学習』です。
決してたやすくはありませんが、司法書士試験に合格することは、この先の様々な可能性が広がるので、社会人として培ったスキルを更に活かせることでしょう、今回は以上になります。
小さな蓄積が知識となるので、決して無駄にはなりませんよ。
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