未経験からフリーランスとして働こうと考えてるけど、実際はどうやって仕事を取るのだろうか?
このように、案件探しを始めようとしたけど、何から始めればいいのか分からないといった経験があるかと思います。
動画編集を始めたけど、いざ仕事探しの「案件の獲得」は、未経験だと探し方から流れ受注が分かりませんよね。
- 動画編集の案件の探し方
- 案件獲得までの受注率を高める
- 継続発注までのリピート率を高める
この記事でまとめていること
動画編集の案件探し

仕事の探し方『5選』
主に下記5選を使っていきます。
- クラウドソーシング
- 副業向けの求人サイト
- 知人の紹介
- SNS関連・ブログ利用
- 企業へ直接営業
クラウドソーシングサイトを使う
未経験から始める人はまず、クラウドソーシングのサイトを使うのが最初の一歩になります。
✓クラウドソーシングについて
クラウドソーシングとは、簡単に説明すると『案件の依頼をしたい個人や企業、逆に案件を探してる人や企業をマッチングするサービス』をしてるサイトです。
クラウドソーシングサイトには、動画編集の案件も豊富に掲載されているため、登録をすれば営業を自分自身でする必要性がないのも、手軽に簡単に探すことができます。
✓クラウドソーシングのメリットについて
何よりもハードルが低いので、未経験者でも案件の受注がしやすい点です。
サイトには未経験OKの案件も掲載されているので、動画編集の仕事を受注したことがない人でも、比較的始めやすいと言えます。
また大手のクラウドソーシングサイトですと、「クラウドワークス」や「クラウディア」など複数あるので、両方登録したり自分の使いやすいところを選んで利用するのもアリですね。
まだまだ不安だなと感じる人は、「ココナラ」を利用するのも手です。
サイトを見てもらえると分かりますが、サイトの見栄えや機能面も始めやすそうなので、初心者の取っ掛かりとしてスタートを切る方もいます。
メルカリのようなラフな感じで試せるので、上記のクラウドワークス等と併用しながら使い分けるといいでしょう。
✓クラウドソーシングのデメリットについて
利便性は高いですが、デメリットは「単価が低い」ことですね。
これから経験を積んで『実績』向けだったり、低~中単価の案件が多いです。
そのため、慣れてきた場合は「クラウドリンクス」など中級者~以上のクラウドソーシングサイトを使うといいでしょう。
副業向けの求人サイト利用
クラウドソーシングサイトでは単価が低いなぁと感じたり、本格的な動画編集の仕事を取りたいと考えてる人もいますので、その際はフリーランスや副業向けの求人サイトを利用するのも便利です。
やはり、クラウドソーシングと比べると正社員などの他の仕事のスタイルも募集していることから、フリーランスとして使いたい場面も出てきます。
そういったスポットなんかで使ってみたいと感じる企業も多いはずです。
登録をすることで、目にとめてくれる企業もあるかもしれませんので、1~2つは登録をしておくのはオススメです。
知人の紹介を使う
自分の知人や、家族の知り合い、知人のさらに知り合いなど編集の仕事を頼むのも一つの手です。
もしくは動画・制作関連の会社で勤務してる人や、Web業界やマーケティング企業に勤めてる人がいれば動画編集の案件探しとして、聞いてみるのもありです。
知人の紹介だと、起業との直接契約する形態になる可能性が高いため、クラウドソーシングと比べた場合、仲介手数料も掛からないので、高単価案件として受注も期待できるかもしれません。
仮に、高単価ではなくとも未経験側からすると『経験・実績』がない以上、これほど始めやすい状況はないはずです。
まさに、チャンスの場でもあるので、もしも最初の一歩であるなら精神誠意がんばって次の仕事に繋げましょう。
SNS関連・ブログの受注
SN関連の、TwitterやInstagramなど、他にはYouTubeなど色々なコンテンツもあります。
その中にはブログも入ってきますが、今回はそれらを利用した「インバウンド営業」で案件を獲得していきます。
✓インバウンド営業
簡単に説明すると『興味や関心が高い顧客への営業の活動』になります。
そのため、こちらから営業を掛けなくても、向こう(顧客側)から自然と声が掛かって案件を取る手法ですね。
そこで活用するのがSNS等を発信することです。
✓SNS発信をする
闇雲にただ発信するだけでは意味がありません。
自分がどういったコンセプトで活動しているのかをプロフィールに記載したり、自身で作った制作した作品を載せたりアピールすることが大事です。
未経験で実績がない「あなた」ならどうするのか?
動画編集でマンガが好きであれば。
普段はマンガが好きで、マンガのカット割りを映像のように流したりして動きのある動画作成を作ったりしています!
音源はフリーソフトをアレンジして、原作に寄せた演出で制作しました。
など、著作権の関係で使用出来ないのもあるとは思いますが、これだけの言葉の中だけでも「原作のマンガを大事にして、演出を考えてくれる動画編集」と思われます。
こうした、相手の気持ち立って制作する行動は非常に大事です。
インバウンド営業として、自分が周知されたりすることで営業をするというよりかは、相手と同じようなことを発信してますよ~と共感してることで自然と「営業」に繋がっている訳です。
こうした活動が軌道に乗って案件が増えると、自然とこちらが案件を選ぶ側になるので「単価を上げる」ことも出来るようになってきます。
案件に繋げるまでの過程が長く、すぐに成果が上がるわけではないですが、動画編集をする上でSNSの1つくらいは始めるのは大切ですよ。
企業へ直接営業をする
5つの探す方法の中では、ハードルが高い部類なので、もしかしたらほとんどの方が出来ていないと思われます。
特に営業が苦手だったり、苦手意識がある人は敬遠しがちになりやすいですね。
大手の企業だとハードルが高いので、まずは小さな会社やあまり話題になってそうな会社など狙って公式HPなどに動画編集として手伝えることがないかをお問い合わせしてみるのも良いですね。
上記で解説したSNSの中でも、直接DM(ダイレクトメール)やメッセージを送るのも手です。
どうしても実績がないと難しいですが、クラウドソーシングなど小さな『実績』を積み重ねて、案件を受注していくことが、信用にも積み重なってきます。
動画編集で『案件・単価を上げる』ためのコツ

案件獲得の受注率や、単価を上げたいと考える場合は主に下記4つあります。
- 動画編集スキルの習得
- ポートフォリオと実績作り
- マーケティングによる提案
- 自分のスキルを考えて行動
仕事をする上で、なかなか仕事が獲得できない..単価を上げたいと考えてる方。
動画編集スキルの習得
一般的な動画編集スキルと聞くと「Photoshop」や「」illustrator」が思い浮かびますが、もちろんこれらのスキルは大前提ですが、他のスキルも習得することです。
例えば下記8点
- ライティング
- 音源調整
- 細かな気配り
- デザイン
- 想像力
- 柔軟に対応
- 学ぶ姿勢
- マーケティング
他にも色々ありますが、こういったことも大切になってきます。
ライティングは編集時の”相手に伝えるための言葉“、”フォントや色の見やすさ“だったりしますよね。
通常の音と、効果音を入れたことによる”音の調整“は、まさに見たり聞く側からすると”気配り“になるわけです。
それこそ、サムネイルのデザインの”目を惹かれる“インパクトも大事ですし、どういったことを制作して取り込もうかと考える想像力も大事です。
想像力に自信がない人は、普段から色々なことを組み合わせてストックとして覚えておくと新しい発想の組み合わせに繋がるので参考にしてください。
何より、こういった色々スキルの組み合わせたり、トラブル時にも即座に”柔軟に動ける“行動は大切ですね。
動画編集”だけ”やってればいいという考えでは、他の動画編集者に代われてしまうので”自らが学んで“新しい知識をしていくことが大事です。
マーケティングに関しては下記で改めて解説します。
また、動画編集スキルそのものが不安な方はプロの動画クリエイターから学ぶ「動画編集スクール」で学習して自らの向上をするのも良いですね。
ポートフォリオと実績作り
仕事をする以前に、ポートフォリオや実績は非常に大事です。
ようは『あなたの履歴書』ようなモノなので、初心者でも、肝心の「実績」がない以上、実力が分からないわけですし、発注する側も安心して仕事を依頼できません。
こういった観点で、クラウドソーシングサイトを利用する『実績作り』とは、ここで活きて来るわけです。
仮に大した実績ではなかったとしても、案件依頼をして仕事を終わらせたという過程が非常に重要なプロセスです。
私たち側としても、仕事の”流れ“が分かるだけでも、次は何をするべきか?という次の行動にも移せますよね?
もしも、案件依頼がなかったら「何から始めればいいか分からない」となります。
そのため、クラウドソーシングや知人を通して、『実績作り』は一つでも多い方が良いので始めましょう。
✓スクールの利用
実績がない人でも利用可能なことが、『スクール利用者限定』になりますが、スクールで学んでいる場合です。
講師によるサポートが付いた状態で案件探しを手伝ってくれるスクールも多数あります。
講師の支援が付いてるので、安心して実績作りが出来ますし、なおかつ報酬も貰えたりするのでこういった流れから、スクール代をカバー出来るのもメリットな点です。
» 参考:動画編集スキルを高めて仕事探しを始めてみる
✓相手目線のポートフォリオ
上記でクラウドソーシングなどを使う際に、全然仕事の依頼が受注できないという声もあります。
そこでポイントとなるのが、『相手目線で提案』することです。
プロフィールが相手から見る側に立って考えて見ましょう。自分目線だと「自分はこういったスキルと、こういう事が可能です」だと、相手目線にはなっていません。
相手目線で考えた場合「御社の事業展開に関して、こういった知見や実績が活かせると考えています。その中で、御社の求めるクオリティの編集を私は可能です。また、マーケティングスキルも持ち合わせているため売り上げや事業業績をアップの提案の相談もできます」と相手に、よりプラスになる提案を用いることで受注率が格段に上がります。
提案文は、かなりザックリと書いた例題なので、相手目線の『事業や売り上げにつながる提案やメリット』を自分の可能な範囲で、具体的な実績を交えて提案すると良いでしょう。
マーケティングを学ぶ
マーケティングを学ぶことで得られる恩恵は下記3点
- 信用性が高まる
- 単価を上げれる
- 他の人と差別化
動画編集のスキルとは別に、Webマーケティングスキルを学ぶことが動画編集者の付加価値を高めてくれます。
上記で説明したポートフォリオで相手目線に提案に近いですね。
Webマーケティングは、お金の流れや仕組みを作る作業工程になります。
そのため、動画編集もそうですが、どうすれば売り上げに直結するのか?それとも、事業にどういうイメージを持ってもらい顧客流入に繋げるのか?という提案や考えをすることですね。
マーケティングを学ぶことで、なぜ付加価値を生むのか?
クライアント側からすると、同じように事業展開を考えてくれるパートナーとしても見てくれますし、ただ動画編集としてクオリティが高いのを提供したとしても、周りと大差ないわけです。
一方でマーケティングを取得した動画編集を入れた場合、『売り上げや事業拡大を考えてくれている動画編集者』として見方を変えてくれます。
✓信用と単価が上がる
こういった背景から、まず信用性にも繋がり案件を続けられる可能性や、またどこかのタイミングで依頼してくる可能性が高くなります。
また、利益を生んでくれる意味でも単価が上げやすくなるのもポイントの一つです。
✓他と差別化
何よりも、他の動画編集者と”差別化“できることが、長期的にも動画編集の仕事を続けやすくなります。
もしも、マーケティングスキルなどない場合は、他の動画編集者と同じで少しずつ上位の動画編集者と比べられて案件が難しくなってきます。
✓マーケティング学習するには
すでに動画編集が出来るようなら「マーケティングスクール」で学ぶのが早いです。
参考用に下記においときますので、どうぞ
- アグタイム ※ 早めに収益化したい人向けに特化している
- デジタルハリウッドStudio ※ 本格的な動画クリエイター向け
- マーケプラス ※ Webマーケティングを学べる
- テックアカデミー ※ コース別で動画やマーケティングが学べる
自分のスキルを考えて行動
未経験で動画編集の案件を始めよう!としても、当然実績はありませんよね。
そういう初期の頃は『どんな動画でも編集が出来ます!』というアピールはNGです。
発注者のクライアント側から考えると分かりますが、『なんでもできるって言ったのに…』と言った誤解も生まれるので、まずは出来る範囲を伝えて「専門性がある人」と見られるようにすることです。
例えば、飲食店でも種類の豊富な店も嬉しいですが、たったの1品だけで勝負してる店を見るとパッと見の印象は「専門性が高い」と認識されますよね。
こうした背景から、動画編集の領域を特化するといいでしょう。
上記のマーケティングを上げるならば『動画編集とWebマーケティングに特化』という分野があるだけでも強力な武器になります。
まさに、あなた自身の『強化された経歴・バックグラウンド』が付いたことで自信にも繋がるため、クライアントにも”自分の強み“を話しやすくなりますよね。
動画編集の案件継続をする

少しずつ、案件が受注出来るようになってきたら誰しも当たる壁があります。
それが、案件が単発で終わり『継続性』がないことです。
動画編集の継続させるために『リピート率』を高める方法は下記4つです。
- クライアントのやり取りは即レス
- 納期は必ず守り、早めに納品
- 期待を超える成果をする
- 覚悟を持って取り組む
ここからはクライアントとのやり取りになるので、特に重要になってきます。
クライアントのやり取りは即レス
実績やスキルもない未経験や初心者の頃は、アピールできることは少ないでしょう。
しかし、そんな初めの頃でもアピールできるのが『即レス(やり取り)の早さ』になってきます。
これ、クライアント側からすると非常に安心します。
何故なら、大半の人は「早さの重要性が理解してない」ことです。
クライアント側の目線で考えて欲しいんですが、いくら納期に余裕のあるものだとしても相手から数分以内でも、やりとりが即レスなだけで『あなたへの見え方が全く変わる』ということです。
もしも、メッセージが1日おきなど遅れるとクライアントとしてはどう感じるのか?
反応が早いということは、万が一のトラブルが起きた際も『すぐに対応できる』という安心感にも繋がりますし、改善する際にも時間が掛からずスムーズに行えます。
こうした即レスを意識するだけで、「未経験者でも”信用”が高められる」ことになります。
納期は必ず守り、早めに納品
当然ですが、納期を守ることは大前提ですので、守れなければ、継続発注は基本ありません。
そこで継続してリピート率を高めるためのポイントとしては、納期より早めに納品することです。
もしも、納期が3週間後の案件とするならば、2週間後辺りのタイミングで納品できるのが望ましいです。
早めに納品が可能になれば、クライアント側へのスケジュールに余裕ができるため、万が一不測の事態や不備があっても、時間に余裕があるのでクオリティを高めた作品に仕上げられます。
最終的に良質な政策が出来れば、次回以降の発注の話にも繋がりやすくなります。
期待を超える成果をする
クライアントとしては、納期してもらえるだけでも十分ですが、更に先への「目的」まで達成できるような制作ができるとGoodです。
上記でも話した。マーケティングにも通ずることですが、例えばYouTubeなどの案件であれば、動画の編集が目的ではないです。
動画を使った『自社サービスの購入・利用』に繋げて売り上げを上げる..など目的が必ずあります。
クライアントの目的を達成するまでを理解する上で「目的を達成するためには、こちらの編集よりも、あちらの編集を重点的にする方が良いですよ」と提案をするだけでも、クライアント側も意見の参考になりますし期待を超える成果に繋がります。
だからこそ、継続発注や単価を上げられるのはこういうことに繋がる訳です。
覚悟を持って取り組む
実際にフリーランスとして案件を獲得していると分かりますが、案件の一つ一つに覚悟を持って取り組むことです。
まず第一に、信用です。
もちろん、一生懸命やるのは当たり前ですが、一つずつ着実に仕事をこなすことで信頼が積みあがってきます。
少しでも手を抜いてもイイかなと考えることもありますが、油断したことで積み上げた信頼が一瞬で失う可能性もあります。
SNSなども、活用しながら他の案件も取りながら信頼を回復したりなども色々な手段があるので、案件をする際は」「自分が無理のない」程度で進めましょう。
まとめ:実績と信用を積み上げて継続的に続ける
動画編集者として、仕事を始める際には『実績・信用』が非常に大切です。
仮に腕がまだまだ足りなかったとしても、メッセージの即レスなど誠実性や相手にストレスなく一緒に歩んでいけるような方はパートナーとして非常に助かります。
是非とも少しずつで構いませんので、積み上げて行きましょう。
以上です。
フリーランスとして活動した方は「【初心者】動画クリエイターになる学習方法」を参考にしてください。
また動画編集者が『マーケティングを学ぶ意味』についても、どうぞ。
継続と相手を思った行動が第一だね(@CodeCrystal)よろしくね